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その腰痛内臓の病気かも!?特定の姿勢の時だけ腰が痛い方に向けて解説します

2021年07月11日(日)06:00

腰痛でお悩みの方で、原因が自分自身で分からないという方はいらっしゃいませんか。
腰痛の原因としては様々なことが考えられますが、その原因の1つに内臓があります。
内臓の病気によって腰痛が起こっているとすれば、かなり怖いですよね。
今回は、特定の姿勢の時だけ腰痛が起こるという方に向けで、内臓の病気との関係をご紹介します。

□腰痛の原因は内臓にある?!解説します

腰痛の原因は腰の筋肉の疲れや腰の骨の老化など様々な原因が考えられます。
ここでは内臓の病気による腰痛の特徴をご紹介します。
特に特定の姿勢の時に腰痛が起こるという方は注意が必要です。

1つ目は尿路結石です。
これは腎臓で創られた小さな石が尿管に詰まることで引き起こされます。
両腰がまんべんなくではなく、左右どちらかが突然痛くなる場合、尿管結石を疑っても良いでしょう。
特に若い男性に起こりやすい現象と言われています。

2つ目は腎孟腎炎です。
これは、腎臓の感染症で、若い女性や高齢者に見られやすい症状です。
背中から腰にかけてが、ズーンと重いような痛みが特徴です。
軽傷の場合は、抗生物質で対処できますが、重症の場合は緊急病院に行く必要があるかもしれません。

3つ目は急性膵炎です。
これは胆管の病気で、お酒の飲みすぎで起こる可能性が高いです。
多量のお酒を飲んだ後に、左腹部や背中に突き刺すような痛みが走る場合、この病気を疑ってみても良いでしょう。
背中を丸めると、痛みが和らぐことが特徴で、早急の治療が重要です。

□適切な診断を受けるためにすること

腰痛の原因を正しく知るためには、適切な診断を受ける必要があります。
この際に必要なのが、症状をうまくお医者さんに伝えることです。
ここでは症状をうまく伝えるための3つの視点をご紹介します。

1つ目はいつからという視点です。
いつから痛みが始まったのかや、いつ痛みを感じやすいのかなども、伝えられると良いでしょう。

2つ目はどこがという視点です。
腰というざっくりとした表現ではなく、左右どちらの腰のどの辺が痛いのかを伝えると良いです。

3つ目はどんな風にという視点です。
どれくらいの痛みがずっと続くのか、それともある姿勢の時だけ痛むのかなどどんな風に痛くなるのかを説明しましょう。

□まとめ

今回は内臓の病気が原因で起こる腰痛についてご紹介しました。
腰痛の原因となる病気は、今回紹介したもの以外にも様々あるので、気になる方は早急に病院に行くと良いでしょう。
その際に、正しく診察してもらえるように症状を説明できると良いです。

 

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院長:根岸 清人
経歴:

  • 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
  • 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
  • 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
  • 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
  • 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
  • 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
  • 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。

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