腰痛は病気や生活習慣が原因で引き起こるケースがあります。
この記事では、腰の左側が痛む場合に考えられる病気、腰痛の日常生活上の原因と対処法について詳しく解説します。
婦人科の病気の場合、症状が出たときには病状が悪化している可能性があります。
早期の受診で症状の悪化や不妊症のリスクを下げられるので、すぐに受診しましょう。
特に、嘔吐や発熱、激しい痛みのような症状が出ている女性は、早急に病院を受診してください。
婦人科の病気のときは、腰のあたりの鈍い痛みや、月経の度にひどくなる腹痛が特徴的です。
腰の近くに子宮や卵巣があるので、そこが病気になり、腰痛が起こることがあります。
婦人科の病気の例として、子宮内膜症があります。
この病気は、本来子宮の内側に作られる子宮内膜が子宮以外の場所に発生する病気です。
月経の周期が短い方や月経期間が長い方、年齢としては20代から40代の女性に多くみられます。
腎臓に病気がある場合、放っておくと腎臓の機能が低下していることがあります。
機能が低下した腎臓は元の状態に戻ることが難しいため、すぐに病院を受診しましょう。
腎臓は腰のあたりに左右1つずつある臓器です。
そのため、左の腎臓が病気になると腰の左側が痛くなります。
腎臓に病気があると血尿や嘔吐、発熱を伴う頭痛などの症状が現れます。
特に息切れや倦怠感、尿の泡立ちのような症状が出ている場合は、いち早く病院に行きましょう。
すい臓は胃の後ろ、背中側にあるため、すい臓の病気のときには腰の左側が痛むことがあります。
すい臓が病気になると発熱や嘔吐、吐き気、みぞおち付近の痛みが症状として出てきます。
早期の受診で病気の進行を抑制できるため、このような症状が出た場合はすぐに病院を受診しましょう。
1つ目の原因は、同じ姿勢が長時間続くことです。
長時間同じ姿勢を続けることで、腰に大きな負担がかかることや腰の筋肉が緊張して血流が悪くなることが原因となり、腰痛になります。
そのため、作業の合間に運動をすることをおすすめします。
軽いストレッチや運動を行い腰の筋肉をほぐすことで血流が改善します。
2つ目の原因は、加齢です。
加齢によって筋肉量が減少し、骨が弱くなるため、腰に大きな負担がかかり、腰痛が発生しやすくなります。
この対処法として運動や食生活の変更が大切です。
有酸素運動やウォーキングを行い、腰周りの筋肉量を増やすことで腰痛の予防になります。
また、タンパク質やカルシウム、ビタミンDのような栄養素を積極的に摂取することも腰痛を予防するコツです。
今回は、腰の左側が痛む場合に考えられる病気と腰痛の日常生活上の原因と対処法について紹介しました。
日々の生活習慣を見直しつつ、ご紹介したような症状が出た場合はできるだけ早く病院を受診しましょう。
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院長:根岸 清人
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