何もしてないのに緊張する方に知っていただきたいのが、自律神経失調症についてです。
もしかしたら、自律神経失調症の可能性があることを知っておくことは大切でしょう。
知っておくことで、適切な対処を取ることが可能です。
ぜひ参考にしてみてください。
自律神経失調症という言葉を聞いたことはあるけど、詳しくはわからないという方は多くいらっしゃるでしょう。
ここでは、自律神経失調症を5つのタイプに分類してご紹介します。
1つ目は、体質が原因となるタイプです。
もともとの体質的に、自律神経機能のバランスが悪い人がいます。
例えば、急に立ち上がった際にめまいがするなどの起立性低血圧の症状が見られる方などは、これに当てはまっているかもしれません。
2つ目は、性格や素質が原因となるタイプです。
神経質な性格を持つ人は、完璧主義的な傾向があり、小さなことにもこだわりが強いです。
身体のちょっとした不調に対しても、重大な病気ではないかと過剰に心配してしまい緊張が強く出てしまいます。
3つ目は、生活リズムの乱れが原因となるタイプです。
自律神経は約24時間の周期でパランスを保っています。
その周期の維持のためには、睡眠、食事、運動などをバランスよく行う必要があります。
これらが乱れてしまうと、自律神経の中枢に大きな負担がかかってしまうのです。
4つ目は、身体的ストレスが原因となるタイプです。
極度に暑かったり寒かったりする環境下で、作業をしていると、体温調整のために緊張信号がずっと出てしまいます。
そうすると、自律神経失調症になる可能性があるでしょう。
5つ目は、精神的ストレスが原因となるタイプです。
様々な精神的なストレスが重なってしまい、自律神経失調症となることもあります。
続いては、自律神経失調症の対処法についてご紹介します。
まずは生活リズムを整えることです。
人の身体には、早朝から昼にかけて交感神経が活発になり、夕方から深夜にかけては副交感神経が優位になるという自然のリズムがあります。
しかし、生活が不規則になっていまい昼夜の区別がはっきりしないような生活を送ると自律神経のリズムも乱れていくでしょう。
自律神経を整えるためには、毎日決まった生活リズムを維持することが大切です。
また、考えすぎないことも大切です。
自律神経はストレスに強く影響されます。
考えることから休憩することは、難しいですが大切なことです。
今回は、自律神経失調症について解説しました。
何もしていないのに緊張するという方は一度疑ってみても良いかもしれません。
症状の改善に関してご相談がある方は、お気軽にお問い合わせください。
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院長:根岸 清人
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