身体の歪みと自律神経は、一見全く関係ないように聞こえます。
しかし、実際には骨盤の歪みが自律神経に影響を与えている場合があります。
骨盤の歪みを治すことで、自律神経が整うことも考えられます。
そこで今回は、自律神経と骨盤の歪みの関連性と自律神経失調症のメカニズムと予防法について紹介します。
□自律神経と骨盤の歪みの関連性とは?
骨盤の歪みが自律神経に与える影響は、環境や原因によって異なるため、一概には言えません。
しかし、骨盤の歪みによって体の筋肉が緊張して、様々なストレスを生みます。
また、骨盤と繋がっている自律神経の乱れは、更年期障害にも影響を及ぼします。
特に骨盤の上に位置する仙骨は、子宮を保護しているのに加えて、副交感神経が多くあるので、とても大切な部分です。
歪んでいる骨盤を整えることで、副交感神経の機能を正常化させ、更年期障害を和らげられます。
お風呂の中で温まりながら足腰をマッサージしたり、ストレッチや体操をしたりすることで、引き締まった骨盤を整えられるためおすすめです。
□自律神経失調症のメカニズムと予防法について
ここでは、自律神経失調症メカニズムと対処法について紹介します。
自律神経失調症は、生活習慣の乱れとストレスが原因であれば、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、様々な症状が起こります。
一方、骨盤の歪みが原因の場合は、自律神経が歪みに引っ張られることが原因で様々な症状が起こります。
自律神経は首からお尻まで広がっており、背骨の両脇にあります。
そのため、背骨や骨盤の歪みによる刺激や圧迫を受けやすく、自律神経が調節している臓器の機能を低下させてしまいます。
また、歪みは基本的に1箇所ではなく、他の部位も影響を受けるため、複数の症状が併発することがほとんどです。
そこで、自律神経失調症の症状を緩和させるための方法を紹介します。
まず、ストレスや生活習慣の乱れが原因の場合は、気分転換をする方法を持っておくことです。
人によって気分転換の方法は様々なので、ご自身に合うものを見つけておきましょう。
次に、生活習慣が乱れている方は、早寝早起き、3食規則正しく食事をするなど、基本的なことを徹底しましょう。
□まとめ
今回は、自律神経と骨盤の歪みの関連性と自律神経失調症のメカニズムと予防法について紹介しました。
身体の歪みや自律神経の乱れでお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。