ひとくちに頭が痛いといっても、症状は人によって様々です。
鈍い痛みが続く人や、拍動性の痛みが頭の片側に起こる人など、頭痛のタイプによって特徴が異なり、治療法もまた異なります。
今回は、毎日頭が痛い方に向けて、頭痛のタイプとその治療法をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
ズキズキする痛みが頭の片側に起こる頭痛は、片頭痛だと考えられます。
月に2回ほど、数時間から3日間に渡って痛みが続きます。
頭痛によって吐き気や手足の痺れ、光が眩しく感じられるなどの症状が引き起こされることもあり、とても厄介です。
頭全体が重く、グーッと締め付けられるような痛みのある頭痛は、緊張型頭痛と考えられます。
緊張型頭痛は筋肉のこりからくるものと、自律神経からくるものの2つに分けられます。
筋肉のこりからくる頭痛は、デスクワークが多い人や、パソコンを使う仕事をしている人によく見られるタイプです。
自律神経からくる頭痛は、職場の人間関係や家族問題など、精神的なストレスが原因と考えられます。
頭が鈍く重い感覚が長く続くのは、このタイプの頭痛かもしれません。
毎年決まった時期に猛烈な痛みが襲うのであれば、群発頭痛の可能性があります。
目の奥がえぐられるような痛みが起き、数十分から3時間ほどが1日に3回ほど起こります。
これが1ヶ月間以上毎日のように続くので、本当に辛いタイプの頭痛です。
患者の多くが男性ですが、詳しい原因はわかっていません。
毎日頭が痛い方で多いのは、緊張型頭痛だと考えられます。
最も一般的で患者数の多い頭痛のタイプです。
ここでは緊張型頭痛の治療法について見ていきましょう。
先ほど、緊張型頭痛は筋肉のこりからくるものと、自律神経の不調からくるものがあるとご紹介しました。
筋肉のこりからくる場合は、首や方に負担のかかる姿勢をなるべく避け、長時間同じ姿勢にならないように、適度な運動やストレッチをするようにしましょう。
血行を良くしてあげることが大切です。
自律神経の不調からくる場合は、服薬や生活習慣の改善が効果的です。
自律神経の乱れは、不規則な生活やストレスによって起こります。
まずはゆったりとした時間を確保し、定期的にストレスを発散することが重要です。
今回は、頭痛のタイプや治療法について解説しました。
毎日頭が痛いという方は、緊張型頭痛である可能性が考えられます。
生活習慣を見直し、ストレスを溜め込まないように心がけましょう。
症状が辛い場合には、お気軽に当社にてご相談ください。
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院長:根岸 清人
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