子どもを出産すると、必然的に子どもを抱っこする機会が増えますよね。
実は、抱っこが肩甲骨の痛みを引き起こすことがあります。
そこで今回は、産後の肩甲骨の痛みとその対処法についてご紹介します。
子どもを抱っこする機会が多い場合は、必見です。
育児中は、子どもを抱っこしながら家事や移動をすることは多いですが、実はこれが肩甲骨の痛みを引き起こすことがあります。
なぜなら、抱っこは不安定な姿勢になりやすかったり、抱っこをしながら家事を行うことで片腕に大きな負担がかかったりして、肩甲骨への負担が常態化するからです。
また、抱っこの時間が長くなることで肩を大きく動かす機会が減ることも原因となってしまいます。
このような原因により肩甲骨に痛みが生じ、最初は腕の痛みだけであったものが肩甲骨や肩回りに広がっていき、手のしびれを伴うこともあります。
不安定な姿勢による痛みの対処法は、ストレッチがおすすめです。
例えば、棒状のストレッチポールを背中に当て、仰向けに寝そべって伸びをしてみましょう。
もしストレッチポールがなければバスタオルを背中に当てて仰向けになり、背伸びをするような体制をしましょう。
これだけで肩甲骨の痛みを緩和できます。
肩を動かさないことによる痛みの対処法は、やはり肩を動かすことが大切です。
まずは、肩回しをおすすめします。
肩に手を置き、後ろに大きく回しましょう。
前に回すと体が丸まった姿勢になってしまうため、後ろ側に回すようにしてくださいね。
また、肩の位置をリセットするのも効果的です。
肩甲骨や肩回りが痛い方の多くは、肩がすくまった状態で固まっています。
この場合は、まずは肩を最大まですくめて息を止め、一気に吐き出しながら力を抜いてください。
こうすることで肩の位置を下げられ、痛みを和らげてくれます。
今回は、産後の肩甲骨の痛みとその対処法についてご紹介しました。
抱っこは不安定な姿勢や片腕への負担により肩甲骨への負担を常態化したり、肩を大きく動かす機会が減少させたりすることで、肩甲骨への痛みに繋がります。
対処法としてはストレッチで肩を動かしたり、肩の位置をリセットしたりするのがおすすめです。
抱っこをする機会が多い方や肩甲骨に痛みを感じる方は、ぜひ参考にしてください。
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院長:根岸 清人
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