自律神経失調症とはどのような病気か、ご存じですか。
現代において、自律神経失調症で苦しむ人は決して少なくありません。
そこで今回は、自律神経失調症について、治ったきっかけの事例を併せて紹介します。
もしあなたが精神的に不安定になっていると感じる場合は、ぜひチェックしてください。
自律神経失調症は、以下のような4つのタイプがあります。
・神経症型自律神経失調症
つい考えすぎてしまう神経過敏な人や身体の不調に敏感な方に多く、原因は心理的な問題です。
・抗うつ型自律神経失調症
真面目で完璧主義の方に多く、原因は慢性的なストレスです。
・本能性型自律神経失調症
虚弱体質や低血圧、体力に自信がない方に多く、原因は生まれつきの自律神経の乱れやすさです。
・心身症型自律神経失調症
症状やその重さは様々であり、原因は日常生活からくるストレスを無理やり抑え込むことです。
30代の男性会社員のAさんは気弱な性格で、上司からの叱責により会社に対して強いストレスを感じていましたが、会社の人とも馴染めず相談できる人もいませんでした。
すると、集中力が続かずミスが増加し、また叱責されるといった悪循環に陥っていました。
また、立ち眩みや腹痛、耳鳴りなどの症状もありました。
そこで、自らの症状を会社に伝え、休職をしたそうです。
結果、会社でのストレスが大幅に軽減され、自律神経失調症の症状が改善しました。
また、Aさんの場合は上司が強いストレスになるため、転職をしたそうです。
中学2年の女子生徒Bさんは自律神経失調症を発症する前は元気に学校に通っていましたが、スマホを手にしたことをきっかけに、夜遅くまで友人とメールや電話をするようになりました。
すると、身体の疲れや倦怠感、動悸や眩暈の症状が出ました。
そこで、生活習慣を見直したそうです。
昼間に運動をしたり、睡眠の2時間前からはスマホやテレビ鑑賞を控えたりすることで、適切な睡眠時間を確保しました。
結果、自律神経失調症の症状が改善したそうです。
今回は、自律神経失調症について、治ったきっかけの事例を併せて紹介しました。
自律神経失調症は、神経症型自律神経失調症、抗うつ型自律神経失調症、本能性型自律神経失調症、心身症型自律神経失調症の4つに分類されます。
また、治ったきっかけの事例として、休職や生活習慣の見直しを挙げました。
もし自律神経失調症が疑われる症状がある場合は、ぜひ参考にしてください。
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院長:根岸 清人
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