この記事を読んでいる方の中で、辛い腰痛に悩まされている、という方はいらっしゃいませんか?
腰痛はほっといたら自然に治るものがほとんどですが、中には痛みで生活に支障が出るから一刻も早く腰痛を治したい、と考える方もいらっしゃるでしょう。
腰痛の治療法で、日本ではあまり利用されていないものの中に「鍼灸」による治療法があります。
今回はこの腰痛の治療にこの鍼灸を利用することのメリット・デメリットをご紹介しようと思います!
腰痛の治療に鍼灸を利用するか考える前に、まずは鍼灸について知っておきましょう。
鍼灸とは、細い金属の鍼(はり)やもぐさを使った灸(きゅう)で、体のツボに刺激を与え、人体に作用させて様々な疾患・病気の予防や治療を行うという東洋医学の治療方法です。
それでは実際に、腰痛の治療として鍼灸治療を行うことのメリットを紹介していきます!
腰痛の痛みを鎮痛剤で抑えようとするとどうでしょう。
鎮痛剤を飲み続けると胃腸や肝臓に負担がかかってしまいます。
そうなると、多臓器の障害を起こしてしまう可能性も出てきます。
それに比べ、鍼灸治療では腰痛の痛みを抑える鎮痛作用がありながらも、薬剤のように胃腸や肝臓への副作用がない点が特徴です。
鍼灸治療では、手術のように体に対する侵襲性が大きくないので、術後に後遺症に悩まされることがありません。
また、手術ではどうしても失敗のリスクが付きまといますが、鍼灸治療では失敗のリスクがないことも特徴です。
腰痛で問題になるのが大腰筋や多裂筋などのインナーマッスルです。
しかし、マッサージや電気治療等の体表からの治療法では、これらのインナーマッスルにアプローチができません。
そこで、鍼灸治療を行うことで最深部の大腰筋にも治療を施すことができるというわけです。
続いて、腰痛の治療に鍼灸治療を利用することのデメリットにどのようなものがあるのか確認しましょう。
鍼灸治療では、どうしても「体に鍼を刺すなんて怖い」と感じてしまう人が多いと思います。
この恐怖心から、治療中に気分が悪くなることが稀に見られるようです。
鍼灸で使う鍼は非常に細い鍼を使います。
細い鍼なので、めったに出血は起こりませんが、稀に毛細血管に傷がついて内出血が起こることがあります。
しかし、身体に危険が及ぶほどの出血はないので、心配しなくても大丈夫です!
いかがでしたか。
辛い腰痛を早く治すためにも、鍼灸治療を利用することをおすすめしますが、鍼灸治療のメリットやデメリットを事前に知って「怖い」という気持ちをなくしてから治療にのぞむようにしてくださいね!
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院長:根岸 清人
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