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腰痛の治療法である薬と鍼灸を比較|伊勢崎市の治療院が解説

2018年07月24日(火)06:00

腰痛にお悩みの方で、
「腰痛にはどの治療方法がいいのか全然わからない」
と思ったことがある方はいらっしゃいませんか?

腰痛の原因はさまざまあるのと同様で、治療方法も複数あります。
そのため、どの治療法を選ぶか判断に迷いますよね。
そこで今回は、薬物治療と鍼灸治療の2つをご紹介します。

 

■薬物治療

腰痛のように痛みが伴う症状の治療法として最も一般的なのは、薬物を用いる治療です。
薬物治療で使用される主な薬剤は、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)・アセトアミノフェン、抗不安薬、オピオイドがあります。
症状によって、これらの薬剤を使い分け治療していきます。

・非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)・アセトアミノフェン

名前が複雑で聞いたことがない方がほとんどだと思いますが、この2つの薬剤は俗にいう「痛み止め薬」のことを指します。
非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)の鎮痛作用は大変効果的で、世間で広く使用されています。
しかし、副作用として、胃腸障害などがありましたが、現在では、副作用が軽減されたものが開発されて、普及しています。
アセトアミノフェンに関しては、市販の風邪薬にも主成分が配合されている解熱鎮痛剤で、世界的に利用されています。

・抗不安薬

不安などの精神的な緊張を解消したり、筋肉を弛緩する働きがあり、腰痛にも効果的です。

・オピオイド

この薬剤は、大変強力な鎮痛作用を持っており、脊髄から脳への痛みの伝達を根本的に遮断します。
他の薬剤で効き目がなった場合などに使用します。

 

■鍼灸治療

鍼灸治療は、二千年以上前に中国で誕生した東洋医学の治療法であり、鍼と灸を用いて患部や症状に対応するツボに刺激を与えて治療していきます。
鍼灸は主に痛みが伴う場合に用いられることが多く、鍼による刺激によって痛みを和らげる物質が分泌されたり、血流やリンパの流れを改善する効果があるため、生来から人間に備わっている自然治癒力を向上させます。

また、鍼灸治療は、腰痛の原因でもある筋肉の緊張を和らげる効果があります。
これは、鍼灸によって患部を刺激することによって、筋肉に酸素が適切に運ばれて、血流が促進されるためです。

 

■おわりに

薬物治療と鍼灸治療の両方にそれぞれのメリットがあるため、ご自身の症状や患部の状態に合わせて治療法を決めることをおすすめします。
治療法によっても、合う治療法と合わない治療法があるため、まずは病院などで専門の人に相談すると良いでしょう。

 

 

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院長:根岸 清人
経歴:

  • 大学院(生命工学)を修了、大学院時代は国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)にて研究を行う
  • 大学院を修了後、食品会社にて研究および衛生管理に携わる。その後、鍼灸専門学校に入学、鍼灸師、鍼灸専門学校講師となる。
  • 東京衛生専門学校東洋医療総合学科、及び、同校臨床教育専攻科(教員養成課程)卒業。
  • 牧田総合病院附属、牧田中医クリニックにて5年間研修をおこなう。
  • 同クリニックにて脳血管障害に対する鍼灸施術法、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)上級の課程を修了。
  • 山元リハビリクリニックにてYMSA短期研修を受ける。
  • 鍼灸専門学校の非常勤講師として鍼灸の指導を行いながら、施術院にて鍼灸・マッサージ施術の多数の臨床経験を積む。

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