不妊治療には様々な方法があります。
鍼灸治療もその一つです。
そういった不妊治療に取り組むときに気になるのが、どのくらい取り組めば良いのかという期間ですよね。
そこでこの記事では、鍼灸での不妊治療の期間についてご紹介します。
期間について知るためには、その治療がどういった仕組みで行われるのかを知る必要があります。
長期的な治療なのか、一回で効果が出るようなものなのかを知るためです。
クリニックなどで行われる施術とは異なり、鍼灸での不妊治療は一度では効果が出にくいです。
鍼灸での不妊治療は体質改善を目指しているからです。
妊娠するためには、母体である女性が健康である必要があります。
生理周期やホルモンバランスが乱れたり、免疫機能が弱り、すぐ風邪や感染症にかかってしまうという方は妊娠のための準備が十分とは言えません。
鍼灸治療では、体のツボを刺激して体の調子を整え、妊娠する準備のできる体を目指します。
そうすることで、卵子の質を向上させるなどの効果が期待されます。
そのため、クリニックなどで行う人工授精などとは根本的に異なります。
不妊の原因は人によって様々です。
卵子の質、着床がうまくいかない、場合によっては、妊娠がうまくいかないことの精神的ストレスが原因になっていることもあります。
鍼灸での治療は、自律神経の整った健康的な体を目指します。
そうした鍼灸での不妊治療にかかる期間の一つの目安としては「8ヶ月」になります。
女性の体は、卵子を作るのに8ヶ月要します。
そのため、鍼灸治療によって質の良い卵子が作れる体になっても8ヶ月はかかるということです。
せっかく治療によって質の良い卵子を作れる準備ができたのに、数ヶ月でやめてしまうとその効果が出る前に諦めているということになりますよね。
そのため、8ヶ月が一つの目安になるということです。
もちろんこれは、原因やその人の体によって異なり、8ヶ月以上かかる方もいれば数ヶ月で妊娠に至るという方もいます。
今回は、鍼灸での不妊治療にかかる期間についてご紹介しました。
どれくらいの期間がかかるのかわからずに治療を行うのは不安ですし、もう少し続けると効果が現れたかもしれないのにとなりかねません。
鍼灸での不妊治療をお考えの方は、今回ご紹介した期間をぜひ参考にしてみてください。
不妊にお悩みの方はぜひ一度、当院にご相談ください。
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院長:根岸 清人
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